当院の方針

身体の不調、心の悩みをともに考える

とらわれのない、バランスの取れた自然体へ

症状があって、それが気になるなら、まずは病院です。
けれども、それでも思わしくなかったり、長引いたり、繰り返し現れる症状もあります。
それが現実です。
たとえ、これなら健康になれると言われる生活習慣や食生活を実践したとしても、うまく行く人もいますが、うまく行かない人もいます。
あの人はうまく行ったって言うけど、自分には向いてないのかな。
なぜなのか。
よく見るなら、これらの背景に個人個人の傾向、身体の傾向や心の傾向、その癖のようなものが見え隠れしていることに気づけます。
しかも、それは身体症状に限ったことではありません。

当院で症状と呼ぶのは、気になっていることを指します。たとえば…、
首・肩・腰の張りや痛み、神経痛、生理痛、倦怠感など全身に及ぶものなどを含めた身体症状。
家族の問題、職場の人間関係、あるいは人生そのものに対する悩み。
つまり、あなたが問題と感じるすべて、丸ごとを症状としてみます。
そして、その症状の背景にある傾向(癖)に気づくところからはじめ、見え方を変え、悩まなくてもよい状態へ移行するお手伝いをしていきます。あなたの身体や状況に負担の少ないもっとも適した方法を探っていきます。

あなたの目的は、症状や悩みが気にならなくなること。
もちろん、それをサポートします。しかし、もっと視野を広げたとき、それでは不十分です。なぜなら、いずれまた症状は生じるでしょう。ですから、
あなたに、また似たような症状や悩みが生じたとき、自分でどうにかできること。
これが当院の目指す、「とらわれのない、バランスの取れた自然体」です。

2つのアプローチ

整体術で身体の傾向(癖)に気づき、対話(カウンセリング)で心の傾向(癖)に気づく。

セッションと呼ぶ時間

当院へ相談にいらっしゃる方は”患者”さんではありません。”クライアント(来談者)”さんです。整体術あるいは対話を介して、セラピストと時間と空間を共有し、お互いに様々な影響を及ぼしあいます。
ちょっと詩的に例えるなら、ダンスを舞うような、音楽を奏でるような、そんなやり取りと言えるでしょう。ですから、このひとときをセッションと呼ぶのです。
セッション中には、様々な思いが去来するはずです。時には困難さをみるために苦しさを、時には解放される楽しさを味わうことになるのかもしれません。いずれにしろ、あなたは、変化のために必要なプロセスをたどるでしょう。この時間、あなたは1人ではありません。挑むあなたと、そうしたあなたと向き合うセラピストもまた同様に必要なプロセスをたどっているからです。

規本的なセッションの流れ

セッションは、通常、<対話>⇒<整体術>⇒<対話>
というように進みますが、固定化しているわけではありません。
状況やご要望によって、セッションのバランスは毎回変化します。
整体術中心になれば、対話は相対的に短くなります。中には寡黙なままの整体を望む方もいます。それもいいのです。
逆に、対話中心の場合は、整体を短めにしたり、まったくないなんてこともよくあります。途中で「やっぱり整体も」と仰る方もいます。時間が許せば、それもいいのです。
あるいは、整体術をやりながらの方が充実した対話になることもあります。それもいいのです。

セッションがこのようにデザインされている理由

身体症状があるとき、身体の傾向と心の傾向が別の方を向いていることが多いのです。
たとえるなら、自動車のよそ見運転です。
そのことに気づいておく、おかないで、身体症状のおさまり方が違ってきます。

心理的な悩みの場合は、視野が狭くなっていることが多く、そのとき身体は凝り固まっていたりします。
たとえるなら、自動車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。

いずれにせよ、自分がどのような運転をしているのか気づかないまま、車体だけをいじくりまわしても、また故障や事故を起こしてしまうのではないでしょうか。
ですから、身体と心、2つの面からアプローチすることによって、相乗効果を狙います。

身体が整えば、心を眺める余裕が生じ、心を整理すれば、認識が変わっていきます。
認識が変わることは、あなたの癖が変わり、症状を怖れなくなることです。

ただ、残念ながらデメリットも申し上げなくてはなりません。
それは、1回当たりの時間が長くなりがちなこと。なるべく、短い時間、短い期間でと心がけてはいるものの、いい加減になってはいけないこともあります。個人差がありますが、2時間前後が多いです。
そのため、1日に承れる人数が3人ぐらいまでと、限られてしまいます。
ということで、予約の取り方にご不便をおかけするかもしれません。
それでも、
悩みの暗がりから、より幸福感に満ちた明るい暮らしへ、その実現に少しでも貢献できたらと思うのです。

こんな方に

めまい、耳鳴り、頭痛。倦怠感、動悸などの漠然とした心身の不調(自律神経失調症、更年期障害等の諸症状)。むち打ち、椎間板ヘルニアなどの首・肩・腰の張りや痛み。神経痛、生理痛など。あるいは全身のしびれ感や痛みで苦しんでいる方。
もちろん、何度でもいいますが、医療機関を受診することは大事です。おざなりにしてはいけません。
それなのに、どこへかかってもだめだと思うなら、見方を少し変えてみませんか?
そうすることが、あなたの可能性を開くかもしれません。
当院は、そうした方の、急性、慢性、さまざまな身体の不調をサポートします。

家族の問題、職場の人間関係、人生の進路の悩み。
こんなこと、どこに相談したらいいのかわからないというようなこと。
身体の、心の、その他のさまざまな相談、とりあえず話してみませんか?
プライバシーに配慮された空間で、しっかりおうかがいします。

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